正信偈(しょうしんげ)について

聴聞したくても、ご法話がない時はどうすればよいのでしょう。
そんな時は努めて阿弥陀仏に親近させて頂くことが大切です。
その尊いご縁が朝・夕の勤行(おつとめ)です。
 勤行の時に拝読するのが、親鸞聖人の書かれた『正信偈』(しょうしんげ)と蓮如上人の『御文章』(ごぶんしょう)です。「南無阿弥陀仏」の御名号本尊の前で、日々勤行するままが、親鸞聖人、蓮如上人の教えをお聞きし、阿弥陀仏に親近させて頂くことになります。

親鸞聖人の『正信偈』

『正信偈』とは、1行7字ずつ、全部で120行からなるお聖教です。「正しい信心」を「偈(うた)」で表されたもので、親鸞聖人90年の教えが全ておさまっています。
親鸞聖人が「絶対に裏切ることのない正しい信心を獲得して本当の幸福になりなさいよ」と、一字一涙のお気持ちで「正しい信心」を記されたのが『正信偈』です。

蓮如上人の『御文章』

常に親鸞聖人のみ教えばかりをそのまま伝えられ、日本全国に浸透させられた方が蓮如上人です。その蓮如上人が、ご布教の先々でご門徒に出されたお手紙をまとめた『御文章』には、親鸞聖人のみ教えが簡潔に明示されています。間違えやすいところを懇切に、ひらがな交じりで分かりやすく書かれた『御文章』は「凡夫往生の手鏡」といわれ、広く親しまれてきました。中でもとりわけ有名な「聖人一流章」には、親鸞聖人のみ教えが、余すところなくおさめられています。

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