大阪会館建立後の「落慶秋の集い」

今回は、顕正新聞 平成29年11月15日号の内容を紹介いたします。

11月5日に「落慶秋の集い」が大阪会館で開催されました。

目次

大阪にも建ちましたで!

阿弥陀仏のお力によって10月19日に落成した大阪会館は、大阪市の中心部に建てられた、鉄骨2階建ての大法城です。機能的な館内と、落成早々、満堂となった秋の行事を紹介しましょう。

大阪会館紹介

大阪会館の外観

市街地の中に建つ会館は、正面の窓が大きく、初めての参詣者も入りやすい造りになっている

画像準備中

1階の講堂

1階の講堂の広さは畳80枚分。遮音のため、窓が小さめに作られている

サイン

幹線道路に面した壁のサインは、夜になるとライトアップされる

玄関

多くの参詣者に対応できるよう、壁一面に下足棚が備え付けられている

2階の子供部屋

子供部屋

「大阪城と桜」の絵画

1階講堂の壁には「大阪城と桜」の絵画(柳沢義教画伯)

2階会議室

仏法讃嘆や少人数での会合、会食など、用途に応じ、移動間仕切りで部屋を使い分けられる

講堂の額 由来は『御文章』に

写真は講堂前方の額(書・木村泰山氏)

講堂前方の額の法語は、「信心決定」である。

これは、蓮如上人の「大坂建立」の御文として知られる『御文章』4帖目第15通の末尾、「あわれあわれ、存命の中に皆々信心決定あれかしと朝夕思いはんべり、まことに宿善まかせとはいいながら、述懐のこころ暫くも止むことなし」からきている。蓮如上人は晩年、大坂(現在の大阪城付近)に石山本願寺を構えられた。その法城建立の目的は信心決定以外にないとご遺言に示された、最も重いお言葉である。

落慶 秋の集い すでに満堂

11月5日には「落慶秋の集い」が勤められ、兵庫や滋賀からも参詣した親鸞学徒で、玄関まであふれた。

午前は高森光晴講師長より聞法の心構えをお聞きした。午後は会合と交流会が開かれ、一堂に会して落成の喜びをかみしめる。

建立に最も尽力した一人である西淀川区の坂東さんは、「『とても話しやすい会館』と仰っていただき、うれしかった。縦長で天井の高い講堂の形が、二千畳を思わせるからだと思います」と満足そうにほほえんだ。大阪でしばらく聞法していたという菊池さんは岐阜県から参詣し、「大阪学徒の建立の喜びと熱気を肌で感じました。来年は、岐阜の各務原に会館が建立されます。大阪に負けておれませんね」と熱く語った。

編集後記

落慶後すぐの秋の集いには、大阪会館へはじめて参詣する方もあり、新しい会館で真剣に聞法する親鸞学徒で賑わいました。

あの時の熱は冷めないまま、今も多くの親鸞学徒が大阪会館へ足を運んでいます。

コロナが落ち着きましたら、人数制限無くまた一堂に会して聞法させていただきたいですね。

これからも大阪会館で共に、親鸞聖人の教えを聞き求めていきましょう。

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