10月20日大阪会館でのご縁

浄土真宗親鸞会御法話内容

令和4年10月20日木曜日に、浄土真宗親鸞会大阪会館で、今崎先生の御法話がありましたので、内容を紹介します。

目次

浄土真宗とは

浄土真宗親鸞会御法話内容
謹んで浄土真宗を案ずるに二種の廻向あり

親鸞聖人の主著は『教行信証』六巻です。

教行信証の冒頭にこのように教えておられます。

謹んで
浄土真宗を案ずるに 二種の廻向あり
一つには往相、
二つには還相なり。

顕浄土真実教文類一(教巻)

親鸞聖人は、「往相」「還相」について、七高僧のお言葉をとおして、
浄土真宗をあきらかにされています。

浄土真宗とは、どういう教えなのか。

お釈迦様が教えられたたった1つのこと

浄土真宗は、遡ればお釈迦様の教えです。

お弟子方は、お釈迦様の45年間の教えを「お経(一切経)」に残されています。

お経は、七千余巻あります。
私達が1日1冊拝読しても、一年間で365冊、10年で3650冊、全部拝読するには、20年かかり、しかも漢字ばかりで理解できるものではありません。
 
そこで、その一切経を何回も読み破られた、親鸞聖人からお経に何が書かれているのか教えていただきましょう。

親鸞聖人は「お釈迦様の教えられたことはこれ一つなんだよ」と正信偈の中にこのように書かれています。

如来所以興出世
唯説弥陀本願海

正信偈

意味は「お釈迦様が地球上にお生まれになられた目的は、ただ阿弥陀仏の本願を説くためであった」ということ。

お釈迦様が、45年間、教えていかれたことは、いろいろあるのではなく、阿弥陀仏の本願ただ1つで、2つも3つもありませんでした。

そこでお釈迦様の教えをそのまま伝えられた親鸞聖人が「謹んで浄土真宗を案ずる」と言われている浄土真宗とは、阿弥陀仏の本願のことなのです。

編集後記

お釈迦様は生涯、阿弥陀仏の本願一つ教えられましたが、阿弥陀仏の本願の功徳は無量無辺であるため、広長の舌相をもつお釈迦様でさえも「我今、汝がために略してこれを説くのみ」(大無量寿経)と仰っています。

そのような阿弥陀仏の本願一つ、大阪会館でも説き続けられています。

真剣に聞法し、共に阿弥陀仏の本願を聞き抜かせていただきましょう。

浄土真宗親鸞会御法話内容

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