5日連続!大阪会館で朝昼夜の説法

継続

顕正新聞 令和元年10月1日号から、彼岸法要について紹介いたします。

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喧騒の都会で「ここは”異空間”」

浄土真宗親鸞会大阪会館(大阪市城東区)では、9月8日から5日間、「秋の彼岸法要」が行われ、若手からベテランまで9人の講師が朝昼夜と、かわるがわる説法に立った。大阪会館が建ってより、初の試みとなったが、その結果は——。

行事を主宰・準備した館長は、5日連続で開催した理由を、「仏法は聴聞に極まると教えていただきます。続けて聞かせていただくことで、教えの理解が確実に深まりますし、5日あれば、誰もが一座は参詣できます。会館を中心に、大阪の法友の一体感がより深まればと思いました」と語る。

9人の講師の法話は、事前に演題が案内されており、学徒からは、「いろんな講師の方が、いろんな演題で話をされるので、会館へ行くのが楽しみでした」との声が多く聞かれた。

また、準備や片付けを、4支部が日替わりで受け持つことで、皆で行事を盛り上げようとする雰囲気も生まれた。自分の支部が担当の日は、法友同士で誘い合い、連日、いつも以上の参詣者となり、5日続けて足を運んだ人も何人もあった。

 館長は、「新しい人にもご縁を結んでほしいと思い、チラシを手配りしました。一般会場と違い、会館へ直接来る人は少ないと思いましたが、想像以上の参詣者があり、皆、仏縁深い方ばかりでした」と目を輝かす。

 その中には、3日間参詣した人もあれば、「純粋に仏法だけが聞ける会館があったとは驚きです。都会の雑踏の中で、ここだけ”異空間”のようでした」と喜ぶ人もいた。

 365日発信する法城に

チラシ配りは、講師や年配の学徒も加わって、十数人の有志が奮闘した。

岩佐さんは、「仏法を快く思う人ばかりではありませんので、チラシ配りをすると、いかに仏法が聞き難いか知らされます。猛暑の中、一軒一軒回るのは大変でしたが、善知識のご苦労を思い、聞かせていただける身の幸を思うと、立ち止まってはおれませんでした。今回、何人もご縁に遇えてよかったです」とほほえむ。

柴先生は、「365日、常に親鸞聖人の本当のみ教えを発信し続ける法城にしたいという思いから企画しました。初めての試みでしたが、より多くの人がご縁を結べるよう工夫を加え、春夏秋冬と実施したい」と語っている。

編集後記

毎月、毎週、3日に1回など聞法のご縁をもたせていただくことも大切ですが、
毎日聞法することで、理解が深くなり、疑問もどんどん解消できます。

まとまった時間をとって仏法を聞かせていただきたいと、改めて思いました。

柴先生や館長にまた企画していただきたいと思います。

これからも大阪会館で、続けて聞法させていただきましょう。

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